登録番号 101108232
利用者コメント 医の原点とは何か,それは治療を求めて受診する患者と医療を実践する医療関係者両者が共有するものである。生きとし生けるものは生と死の間にあり,病は,死の淵を垣間見せる。生きることの楽しみや喜び,永遠の眠りという死への不安や悲しみの間に人は生きている。誰もこのことを声高に言うことはなく,心の中にあり,外からは見えることは少ない。  “医の原点”は,科学や医学の技術
コピーの注記
書誌ID BB00245928
原簿番号 10110823
巻冊次等
配架場所 (薬学)薬学3F 304
請求記号 490.4/I 55/4
状  態
ISBN 4307004396
資料種別
刷  年
配架日 2014.07.14
LDF
医の原点とは何か,それは治療を求めて受診する患者と医療を実践する医療関係者両者が共有するものである。生きとし生けるものは生と死の間にあり,病は,死の淵を垣間見せる。生きることの楽しみや喜び,永遠の眠りという死への不安や悲しみの間に人は生きている。誰もこのことを声高に言うことはなく,心の中にあり,外からは見えることは少ない。  “医の原点”は,科学や医学の技術
面は大きな進歩をした現代であるが,ヒポクラテスから2500年も経た現在,ますます深く浸透したというより,ますます浅く,昏迷するばかりの様相である。本書は東京大学医学部の学生と職員に対して行われた特別講義シリーズ“医の原点”を集めたものである。著名な著者の一人一人が,力をこめて行った講義に大幅に手を加えたのが本書である。